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 がん研究会有明病院(東京都江東区)は20日、主に手術部門を担当する女性看護師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。接触した可能性のある職員らが自宅待機となり、当面手術を通常の2割程度にしぼることになった。外来と病棟での診療は引き続き行う。同病院の年間手術数は8900件余と国内最多。

 同病院によると、看護師は12日に微熱があり、15日にPCR検査を受けて感染が判明した。平熱に戻った13、14両日は勤務し、主に手術室での業務に携わったという。対応した患者数人には個別に連絡して健康観察を続けているが、今のところ感染を疑う症状は出ていないという。更衣室など共有部分での感染の可能性を考え、110人ほどの職員を自宅待機とした。このため、手術数を大幅に休止することになった。この看護師は病棟や外来には立ち入っておらず、ここでの診療は続けることにしている。(柏木友紀)