拡大する写真・図版タチウオでつくったドラゴン(mikyouさん提供)

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 ドレスを着た女性やペガサス、妖精……。松山市に住む40代の会社経営の男性mikyouさん(@mikyoui00)の「お刺し身アート」が、インスタグラムで人気だ。フォロワーは6万5千人。人気は国内にとどまらず、コメント欄の半数ほどが外国人だ。

拡大する写真・図版マダコでつくったドレスの女性(mikyouさん提供)

 mikyouさんは妻と子ども2人の4人暮らし。近所のスーパーや港の市場で買ってきた魚を、仕事の後や休日に自宅の台所でさばいて写真をアップしている。

 インスタを始めたのは2017年。初めは姿造りの写真をアップしていたが、「お刺し身アート」に挑戦すると、フォロワーが急激に増えたという。

拡大する写真・図版ウマヅラハギでつくった妖精(mikyouさん提供)

 下絵を描いて配色を考えた上で、使う魚を考えていたが、最近はまず刺し身を並べて、何かに見えたら仕上げていくスタイルを試している。

 フグ刺しをツルの形に盛り付ける「鶴盛り」はネットの動画を見て、「全く手が動かない」状態から何百回も練習して技を身につけたという。

拡大する写真・図版カワハギでつくった鶴(mikyouさん提供)

 「食べ物で遊ぶな」という批判的なコメントも。しかし、「食べるために盛り付けている」という。父親の形見という出刃や柳刃の包丁で手早く調理。撮影後はすぐに食べているという。

 mikyouさんは最近、検索に使うハッシュタグに新しい言葉を加えた。「#stayhome」(おうちで過ごそう)。(天野光一)

拡大する写真・図版mikyouさんが使っている道具。包丁の一部は父の形見(mikyouさん提供)