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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために政府が妊婦向けに配布している布マスクに汚れや異物混入などがあった問題で、不良品はさらに増え、7800枚にのぼることが厚生労働省への報告でわかった。妊婦への配布は中断し、原因などを調査している。小中高校や特別支援学校への配布でも虫の混入が見つかっており、配布を中断している。

 また、17日から始まった全世帯への配布用のマスクでも不良品が見つかったという。厚労省で事実関係を確認している。

 妊婦用の布マスクは14日から全国の市町村に約50万枚が発送された。その後、「髪の毛が入っていた」「変色している」など異物混入や汚れなどの報告が市町村から相次いだ。不良品は17日の時点で80市町村で計1901枚確認されていたが、その後も報告が続き、21日午前11時40分時点では143市町村で計7870枚に上るという。

 厚労省によると、妊婦用布マスクは市町村が受け取った直後に不良品が見つかったため、まだ妊婦には配っていない市町村が多いとみられるという。問題を受けて妊婦への配布は中断している。小中高校や特別支援学校への配布でも虫の混入が見つかっているため配布を中断している。

 一方、17日から始まった全世帯への配布は20日時点では、感染者が多い東京都のみで行われている。配布している布マスクはすべて国内企業が海外拠点で製造したものだという。(姫野直行)