拡大する神奈川県立武道館に設置された間仕切り=横浜市港北区、坂茂建築設計提供
神奈川県立武道館(横浜市港北区)に、紙の管とカーテンの間仕切りが設けられている。新型コロナウイルス対策で同県が休業を要請した、ネットカフェを拠点としていた人たちを受け入れていて、間仕切りは飛沫(ひまつ)感染予防に活用されている。この間仕切り、元々は地震や台風の際の避難所でプライバシーを守るためのものだった。
間仕切りは、世界各地の災害被災地で仮設住宅の支援などを続ける国際的建築家の坂茂(ばんしげる)さん(62)が開発した。
拡大する建築家の坂茂さん
同武道館では、11日からネットカフェの利用者らを受け入れ、連日数十人が利用している。柔道場や剣道場には2メートル以上の間隔をあけ、縦、横、高さがそれぞれ約2メートルのブースが順次作られている。坂さんが代表を務めるNPOが持ち込んだ間仕切りシステムで、トイレットペーパーの芯のような紙管と布製のカーテンというシンプルな作りだ。
坂さんは「今の状況で、自然災…
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