[PR]

 国土交通省は21日、4月末~5月初めの大型連休中の高速道路料金について、割引を行わないように高速道路各社に指示したと発表した。連休中に地域をまたいだ移動が増え、新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐためだ。赤羽一嘉国交相は21日の閣議後会見で「引き続き、不要不急の移動自粛にご協力いただきたい」と述べた。

 首都高速道路と阪神高速以外の高速道路では現在、土日と祝日は普通車と軽自動車の通行料金を3割引きにしている。これを、4月29日~5月6日の連休中は割引しないようにする。広域の移動を抑える政府の方針を踏まえたもので、高速のサービスエリアの飲食店や土産店の営業自粛も求める。

 ただ、長距離輸送を担うトラック運転手のため、ガソリンスタンドやシャワー施設については連休中も営業を続けるよう要請した。

 国交省によると、緊急事態宣言が全国に拡大されて最初の週末となった18、19日の地方の高速道路では、小型車(普通車や軽自動車など)の交通量が前年の同時期と比べて65%減った。貨物用のトレーラーなどが含まれる大型車の交通量は同30%減だった。(高橋尚之)