古典の名品×現代作家 新たな魅力を「蔵出し」 

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千葉恵理子
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今は閉じられている美術展を紹介する「蔵出し美術展」。今回は、古典の名品と現代作家の作品を組み合わせ、その魅力を問い直そうという展覧会です。

 国立新美術館(東京・六本木)の「古典×現代2020」では、8人の現代作家たちが、様々なアプローチで古典作品と向き合っている。

 しりあがり寿横尾忠則は、パロディーやオマージュで古典作品に迫った。

 しりあがりの作品は葛飾北斎の「冨嶽三十六景」ならぬ「ちょっと可笑(おか)しなほぼ三十六景」。富士を眺める人は自撮り棒で写真を撮る人に、川を舟で渡る人は終電で帰宅する勤め人になって描かれる。新作の映像作品では4畳半から北斎が飛び出し、森羅万象を描く。くすっとさせつつ北斎への敬意がにじむ。

 横尾は1970年代から魅了…

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