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 沖縄県宮古島市が20日までにまとめた2019年度の入域観光客数は、前年度比8万1708人減の106万1323人だった。同市は要因として、年明けから新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、クルーズ船の寄港回数が減少したことを挙げた。2年連続で100万人の大台を突破したものの、6年連続の過去最高記録の更新はならなかった。

 昨年4月から12月までは前年同期比0・4%減の92万2147人と前年並みで推移していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた1-3月は同35・9%減の13万9176人にとどまった。

 19年度のクルーズ船の客数は前年度比27・8%減の32万7932人。特に1-3月は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け前年同期比93・3%減の4906人と大幅に減少した。平良港への寄港回数も前年度の153回から119回と34回減少。2月と3月の寄港は0回だった。

 空路は前年度比6・5%増の73万3391人。下地島空港に成田線や関西線、宮古圏域初の国際定期便となる香港線が新規就航したことに加え、那覇空港-宮古空港間の利用客が増えた。1-3月も前年同期比6・5%減にとどまり、13万4270人が利用するなど実績を押し上げた。

 国籍・地域別の集計では海外客のクルーズ船利用は32万1048人に上った。中国が14万6342人と最も多く、次いで台湾が4万2694人だった。空路は合計9381人が利用し、香港が7598人と最も多かった。宮古島市観光商工部の楚南幸哉部長は100万人を超えたことは一定評価し「今は業界を挙げて新型コロナの感染防止に取り組んでいる。終息後はリカバリーを図りたい」と話した。(沖縄タイムス)