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 国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は21日、2020年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち、日本は66位(前年67位)だった。日本の状況について、東京電力福島第一原発といった「反愛国的」テーマを扱ったり、政権を批判したりする記者がSNS上で攻撃を受けていると指摘した。

 新型コロナウイルスの感染が広がる世界の状況については、ウイルスの脅威を利用して「平時ではできないような規制を課している」国があると指摘。感染が広がった中国(177位)やイラン(173位)で大規模な検閲が行われたと批判した。ハンガリー(89位)が偽情報を流した場合に禁錮5年以下の刑を科すと決めたことにも懸念を示した。

 トップはノルウェー(1位)、フィンランド(2位)などの北欧が占め、昨年48位だった米国は45位だった。(パリ=疋田多揚)