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 子どもが拾って届けた1万円札を着服したとして、大阪府警は22日、城東署地域課巡査の野沢拓海容疑者(21)を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「生活費の足しにしようと思った。届けてくれた子どもに申し訳ない」と話しているという。

 監察室によると、野沢容疑者は16日午前11時25分ごろ、大阪市城東区今福東1丁目を1人で巡回中、14歳と11歳の兄弟から落とし物として手渡された1万円札1枚を横領した疑いがある。1万円札を預かった際、兄弟の名前と住所を聞き取っただけで、「拾得(しゅうとく)物件預り書」を交付するなど受理に必要な手続きをしていなかった。

 兄弟が連絡先を誤って伝えたのではないかと考えた母親が、20日に署に問い合わせて発覚した。監察室の宮崎亘室長は「今後の捜査で明らかになった事実関係に即して厳正に対処する」とのコメントを発表した。