来冬に「第2波」来たらより厳しい 米CDC所長が警告

新型コロナウイルス

ワシントン=香取啓介
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 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は21日、米ワシントン・ポスト紙のインタビューで、新型コロナウイルスの感染拡大が次の冬に起きた場合に、「医療機関の能力からみて、本当に厳しい状態になる」と警告した。米国の一部の州などでは感染のピークを過ぎたとして、徐々に経済活動を再開する地域もあるが、「第2波」に備えるよう求めた。

 レッドフィールド所長は「次の冬にウイルスが襲う可能性がある。そうなれば、今よりもかなり困難な状況になる」と述べた。季節性インフルエンザ新型コロナの感染拡大が同時に起こることで、医療システムに想像できない負担がかかると言う。インフルによる入院を減らすために、米国民に事前にインフルのワクチン接種をするよう求めた。

 現在の「第1波」では、米国ではインフルエンザのシーズン終盤の3月に新型コロナの感染が拡大。それでもニューヨークなどでは医療機関でスタッフや病床が足りなくなり、検査や人工呼吸器のほか、マスクやガウンなどの供給も追いつかなくなった。ジョンズ・ホプキンス大によると、22日(日本時間)までに米国で82万人超が感染、4万4千人以上が亡くなっている。

 米国内ではすでに第1波の感染のピークは過ぎたと言われ、南部ジョージア州などでは外出制限を緩和する動きが始まっている。一部の州では、外出制限に反対するデモも起きているがレッドフィールド氏は「助けにならない」と批判した。(ワシントン=香取啓介)

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