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 米動画配信最大手のネットフリックスは21日、全世界の有料会員数が今年3月末の時点で昨年末と比べて1577万人多い1億8286万人に達したと発表した。

 1600万人近い会員増は当初予測の2倍以上だ。新型コロナウイルスに伴う米欧での外出禁止令などで、自宅で動画配信サービスを見る人が増えた。

 ネットフリックスは、この日発表した1~3月期決算の発表文で「(人々が)自宅にとどまっていることで、会員数の増加が一時的に加速した」と説明した。

 米国などでは、外出禁止令の発出が3月に本格化した。ネットフリックスはもともと1~3月期に世界で700万人の会員増を見込んでいたが、「巣ごもり」によって利用が増え、増加数は予想の2・3倍に達した。

 地域別の増加数は、このところ減少や微増にとどまっていた米国・カナダで231万人増、日本を含むアジア太平洋地域では360万人増、欧州などでは696万人増に上った。

 1~3月期決算は増収増益だった。売上高が前年同期比28%増の57億6800万ドル(約6200億円)、純利益は前年同期の約2倍の7億900万ドル(約760億円)だった。(サンフランシスコ=尾形聡彦)