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 菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が全世帯に配布する布マスクに、汚れや虫の混入があったとの報道があることについて、「生産流通の過程において、報道のような一定程度の不良品が生じることはある」と報道の内容を認めた。

 その上で「配布を行う前段階において適切に除外されている」と述べた。

 全世帯向けのマスクについては、17日から東京都で配布が始まっている。菅氏は、不良品は家庭に届く前に除いているとの認識を示し、配布計画について「変更する予定はないと聞いている」と語った。厚生労働省からメーカーに対して、生産体制の見直しや検品体制の強化などを求めているという。

 政府が配布するマスクをめぐっては、妊婦用向けに配布しているマスクで異物の混入や汚れが見つかった不良品が7800枚にのぼり、配布を中断している。

 菅氏は、どのメーカーが、いつ製造したかなどの詳細について「調査中だ」とし、「いずれにせよ、マスクの品質に注意を払った上で、国民の皆さんに安心して生活を送っていただけるように配布をしていきたい」と述べた。(岡村夏樹)