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 新型コロナウイルス対策で外出自粛要請が出ているなか、湘南地域など神奈川県の海岸に週末、県内外から多くの人が訪れていることを受け、鎌倉市や藤沢市など地元11市町の首長らが22日、人出抑制策をとるように求める要望書を連名で同県の黒岩祐治知事に提出した。

 要望書では、海岸エリアの封鎖や利用制限、海岸周辺の主要国県道の通行止めや利用制限、県警による違法駐車の取り締まり徹底を求めた。地元には、感染者の多い都市部からたくさんの人が訪れることで、地域に感染が広がるのではないかとの懸念がある。

 この日、県庁を訪れた鎌倉市の松尾崇市長は「自粛を言っているだけでは抑えることができない現実がある。人の行動を止める具体的な手立てを打たないと、市民の命、健康を守っていくことができない」と危機感を示した。黒岩知事は「重く受け止める。(新型コロナウイルスに対応する)いまの特措法ではそこまでの権限は与えられていないが、防災無線(での呼びかけ)など、ありとあらゆることを総合的にやっていきたい」と応じた。(松沢奈々子)