【動画】伊予農業高校で子ブタが誕生 休校中の生徒を待つ
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 愛媛県立伊予農業高校(伊予市)で、ブタの子どもが4月初旬に生まれた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため同校は休校期間に入っており、教諭らが世話をしながら、生徒たちの帰りを待っている。

 「ブタが生まれたよ」。新学期が始まってつかの間の登校日に、岡本繁幸教諭(46)が3年生の生徒に伝えた。生徒は「見たかったな」と残念がっていたという。

 2匹の母親から、2日昼ごろに13匹、始業式のあった8日夜から9日にかけて9匹が生まれた。畜産を専攻する生物工学科の生徒らが出産に立ち会い、へその緒の処理や体重測定などをするのだが、今回は新型コロナウイルスのため断念。岡本教諭や実習助手が世話をした。安産だったという。

 同校では、肥育用と繁殖用に計37匹のブタを飼っており、普段は生物工学科の生徒が実習で餌をあげたり、掃除をしたりしている。13日からの休校中は、教諭らが面倒を見ている。 子ブタたちは、2時間おきに母乳を飲み、順調に育っている。乳房をくわえたまま寝る姿もあるという。

 「学校は休みですが豚は休んでいません」。同校のブログは14日、誕生を伝えた。岡本教諭は「生徒たちが世話ができる日が早く来れば」と願っている。(寺田実穂子)

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