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 大阪大学産業科学研究所の菅原徹准教授(40)は、人肌程度の熱を使って発電できる「熱電変換デバイス」を研究している。材料は、温度差を与えると発電する性質がある半導体だ。

 このほど、底面が0・5ミリ角、高さ1ミリの半導体を200個近く敷き詰め、1センチ四方の発電シートを試作した。

 シートは柔らかく、様々な形状のものにぴったりと貼り付けられる。人体などの熱源に貼り付けると表裏に温度差が生じ、発電が始まる。

 半導体一つ一つの発電力は小さいが、狭い面積にたくさん詰め込むことで、原理的には大きな起電力を得ることができる。体温で発電する素子はすでに腕時計などで実用化されているが、菅原さんが狙うのは各種センサーの電源としての活用だ。

 無数のセンサーが家電や自動車、街角、工場まであらゆる場所に埋め込まれる「モノのインターネット(IoT)」と呼ばれる時代が到来しつつある。センサーが集めるデータはインターネットを経由して集められ、人工知能によって解析され、我々の生活を便利にしていくと期待されている。

 ただし、実現するうえでの課題…

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