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 静岡県や東京都などで結婚式場を運営するラビアンローゼ(浜松市中区)と関連会社は22日までに、静岡地裁浜松支部に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンク浜松支店によると、負債総額は2社合計で約33億円。会社側によると、来年6月までに282件の結婚式の予約が入っており、事業は継続する。従業員約200人の雇用も維持するという。

 ラビアンローゼは1981年創業。静岡、東京、ハワイなどに結婚式場や貸衣装の店舗を構え、2008年6月期には関連会社も合わせ売上高約60億円を記録した。

 しかし、最近はブライダル市場の縮小などで売り上げが低迷。昨年6月期の売上高は約38億円で赤字を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大で結婚式のキャンセルが相次ぎ、資金調達に行き詰まった。

 矢崎隆世社長は「(民事再生法の申請は)全く想定していなかった。コロナがなかったら……」と悔しがり、「お客様に迷惑を掛けることのないように最後まで責任を持ってやる」と述べた。(和田翔太)