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 新型コロナウイルスの感染拡大は様々な業種に大きな影響を与えている。製造業の出荷額で大きな比率を占める自動車産業は、当初は問題の震源地となった中国での生産停止や部品供給難に悩まされ、感染が世界中に広がった今は、需要急減で世界的な生産停止に追い込まれている。問題の収束が見通せないなか、業界の先行きをどう分析しているのか。自動車業界に詳しい中西孝樹・ナカニシ自動車産業リサーチ代表に聞いた。

拡大する写真・図版日産自動車の工場でつくられた大量の新車。近くの港から船で国内外に運ばれる=2020年3月25日、福岡県苅田町

 ――自動車業界の現状は。

 「コロナ問題で世界的に経済活動が止まって新車の需要がなくなり、世界の多くの自動車工場が止まっている。4月中旬の日本メーカーの世界での稼働率は、ゼロから多くても4~5割程度だ。需要は足もとのわずか2~3カ月で急減した。経験したことがない大混乱が起きている」

 ――日本国内でも従業員の一時帰休など雇用に影響が出ています。

 「完成車メーカーは厳しい減産を強いられ、期間従業員の契約を更新しないケースも出てくるだろう。非正規の従業員の比率が高い下請けの部品メーカーでは雇用問題が深刻になるだろう。完成車メーカーが可能な限り人員削減を控えたとしても、経営体力がない部品メーカーは人員削減をせざるを得なくなる可能性がある」

 ――2008年秋のリーマン・…

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