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 長野県などは22日、県内で新たに5人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。長野市では整骨院で働くスタッフ3人の感染が確認され、すでに感染がわかっていた別のスタッフ1人を含めた4人の濃厚接触者が111人にのぼることが判明。加藤久雄・長野市長もこの整骨院を受診しており、市が濃厚接触者の1人と公表した。県は北信保健所管内で新たに2人の感染を確認したと発表。これで県内の感染者は計59人になった。

自宅から陣頭指揮

 「(感染対策の)陣頭指揮を執る中で心苦しい限り。自分が感染者や濃厚接触者になってもおかしくない状況にあると身をもって感じた」。加藤市長は自らが濃厚接触者だと判明した22日、談話でこう訴えた。

 長野市によると、市長は今月11日夕、同市の「古牧整骨院」を私用で受診。肩などの施術を30分程度受けたという。12日から21日までは通常通り執務していた。発熱などの症状はなく、22日にPCR検査を受けて陰性だった。同日から、受診した日から2週間が経過する25日まで、自宅から電話やメールで公務にあたっている。

 市保健所によると、この日に感染が判明したのは30代男性、60代男性、50代女性の3人。男性2人は20日に陽性が確認された60代女性の同居家族で、この60代女性を含め、家族で整骨院で働いていた。50代女性はスタッフだという。

 市保健所は市長を含め、9~18日に整骨院を利用した客111人を濃厚接触者として特定。それぞれ連絡をとって健康状態を確認している。国立感染症研究所が20日、濃厚接触者の定義を「発症日以降」から「発症2日前以降」に変更。市保健所もこれに準じた。

 整骨院は19日から休業している。整骨院を経営する男性は「大変ご迷惑をおかけし、深謝します。体調の異常に気付いた患者の方は一刻も早く保健所に連絡をとっていただくようお願いします」とのコメントを出した。感染経路はわかっていない。(滝沢隆史)

■「対策をしていたと聞いていた…

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