診察から検査、そして療養まで一貫対処 東京・江戸川区
抜井規泰
【動画】「ドライブスルー式」PCR検査のデモンストレーション 東京・江戸川区=加藤諒撮影
東京都江戸川区に22日、都内初となるドライブスルー方式の新型コロナウイルス検査センターが開設された。都医師会が区市町村と連携して今月中に10カ所の設置を目指しているPCR検査施設の一つ。感染が疑われる人は医療機関や保健所を訪れなくても、開業医との電話のやりとりで検査できるようになり、院内感染の防止も期待できる。
また、同区ではこれまでの検査数に加え、保健所で独自に週30件程度の検査態勢を整備。さらに、感染が確認されたものの軽症と診断された患者の療養先に区の宿泊施設も確保し、同日から運用を始めた。診察から検体採取、検査、療養まで、すべて区内で完結できるようになる。
斉藤猛区長は「全国の自治体でも活用できるモデルとして確立させたい」と語った。検査数は週30件程度で始めるが、感染拡大の状況をみながら、件数を増やすことにしている。(抜井規泰)
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