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 私服姿の女性警察官に「夜の仕事を紹介している」などとつきまとったとして、仙台中央署は21日、自称仙台市宮城野区福田町2丁目、無職針生碧容疑者(20)を宮城県迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「生活費を稼ぐためだった」と容疑を認めているという。

 署によると、針生容疑者は21日午後2時45分ごろ、同市青葉区中央2丁目の「クリスロード商店街」近くの横断歩道で、私服の女性警察官にスカウト行為をした疑いがある。後ろから「スカウトですけど、キャバクラとかどうですか」などと声をかけ、渡りきるまでの数メートルつきまとったという。警察官は巡回中だった。

 署には4月以降、日中の商店街でのスカウト行為について、被害者からの相談や目撃情報が複数寄せられていた。

 署によると、市内では歓楽街・国分町で、客引きが飲食店帰りの女性客にスカウト行為をすることが多いという。ただ、4月頭に県や市が外出自粛を要請し、歓楽街の人出は激減。接客業の女性も感染を避けて出勤を控えたため、商店街で声かけをするようになったと署はみている。

 小出秀幸・生活安全課長は「まさかスカウトが商店街にまで現れるとは」としつつ、「声をかけられても反応しないようにしてほしい。取り締まりの時間帯と行動範囲を広げたい」と警戒を強める。(大宮慎次朗)