車城下町に走る激震、受注「半減以下」 町工場の焦燥

有料記事新型コロナウイルス

近藤郷平、石塚大樹
[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中に工場や販売網を広げる自動車産業が大打撃を受けている。トヨタ自動車など日本の大手自動車メーカーの国内工場が、稼働停止を余儀なくされた。工場がある企業城下町の下請け部品メーカーも非常事態に直面している。

 トヨタが完成車をつくる国内全15工場を一時停止すると発表した4月中旬。自動車部品を溶接する名古屋市の永野製作所の薄暗い工場では、横一列に並ぶ7台の機械のうち5台を止めていた。

 「ガン、ガン」と鈍い金属音が響く。従業員10人の工場だが、作業しているのは2人だけ。いつもは部品の入ったカゴがところ狭しと置かれているが、この日は隅の方にまとまっていた。社長の永野義治さん(45)は「こんなに片付いて正月みたいだ」と苦笑いした。

 売り上げが目に見えて落ち始…

この記事は有料記事です。残り2376文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]