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 中国で2015年に人権派弁護士らが一斉拘束された「709事件」で懲役4年6カ月の実刑判決を受け、このほど出所した王全璋弁護士(44)が22日、「北京に戻ることを制限されている」として、出所後も引き続き当局から移動を制約されていることを明らかにした。

 電話取材に応じた王氏は、「法的に私は完全に自由なはず。彼ら(当局)は政治的権利剝奪(はくだつ)による制限を拡大解釈しているのだろう」と訴えた。

 王氏は今月5日に山東省の刑務所を出所した後、新型コロナウイルス対策として戸籍地の山東省済南市で14日間隔離された。

 実家近くに借りた部屋での隔離措置は終わり、見張りも去って近くに住む姉や友人との面会は許された。

 しかし、当局は王氏が判決で政治的権利を剝奪されたことを理由に、妻子が待つ北京に戻ることは許していないという。王氏は取材に、「現在の最大の希望は家族とのだんらんだ」と語り、帰京を認めるよう当局に求めているという。

 王氏は15年夏に拘束された人…

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