[PR]

 厚生労働省は新型コロナウイルスの感染の広がりやスピードを調べるため、数千人を対象に抗体検査を行う。今年度補正予算案に調査費用として約2億円を盛り込んでおり、成立後、すみやかに1回目の調査を目指している。

 抗体は感染後の免疫反応でできるたんぱく質。体内で作られるのに時間がかかるため、PCR検査のように感染を診断するのには適さない。一方、時間が経てば症状がなくても検出の割合が高まることから、感染の広がりや、免疫を得ている人がいる度合いを確認する疫学調査に向いている。

 調査は、一定の地域で抽出した数千人から血液を採り、抗体を持つ人の割合を調べる。同じ地域で時間を空けて複数回調査し、感染の広がりやスピードを調べる。新型コロナは感染しても無症状の人が少なくないうえ、日本ではPCR検査の件数が限られ、感染の広がりが正しくつかめていない、との指摘もある。抗体検査で感染の広がりがつかめれば、ワクチンが開発された場合の必要量の推計など、より有効な対策がとれると期待されている。

 米国では、各地で試験的な抗体…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら