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 国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、23日午後11時半現在で436人だった。長崎県で初めての死者が出るなど新たに29人の死亡が確認され、1日に公表された死者の数としては最多を更新した。死者数は計328人となり、300人を超えた。

 国内の感染者総数(大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の感染者を除く)は1万2428人になった。北海道が45人と1日あたりの最多を更新した。

 長崎県では、長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場に停泊中のクルーズ客船「コスタ・アトランチカ」(8万6千トン、乗員623人)内で新たに船員14人の感染が判明。船員の感染者は計48人になった。県は長崎大や自衛隊などの協力を得て、週内を目標に残る約500人の検査を進める。

 クルーズ船は、長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼(こうやぎ)工場で修繕工事をした後、試運転を経て停泊を続けている。乗客はいない。県によると、この日感染が判明した14人は船内で調理・配膳に従事していた。

 134人の感染が確認された東京都では、俳優の岡江久美子さんを含む6人が亡くなり、死者は計87人となった。感染経路が現時点でわからない人は85人。年代別では30代が26人で最も多く、40代23人、20代18人と続く。

 横浜市では、医師3人の感染が判明していた菊名記念病院で、新たに医師3人と理学療法士2人の感染が判明。市内の別の3病院でも、男性医師1人と女性看護師計4人の感染が確認された。

 石川県では、かほく市の二ツ屋病院の入院患者15人の感染がわかった。県や病院によると、19日以降、看護系職員や入院患者、家族らの感染判明が相次ぎ、計28人にのぼっている。

 神戸市はこれまでに感染が確認されている人のうち、3人が神戸赤十字病院(同市中央区)の看護師、1人が入院患者だったと公表した。神戸赤十字病院関係の感染者は、既に判明している人を含めて計10人となった。