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 高知県沿岸には暖かい黒潮に育まれたサンゴが広がっている。公益財団法人・黒潮生物研究所がその分布状況や再生能力などを調べて保全につなげている。所長として率いるのは、目崎(めざき)拓真さん(41)だ。

 黒潮が目の前を流れる大月町西泊地区に研究所はある。黒潮流域の生態系を調べるのには絶好の環境だ。温度管理された一室では目崎さんが育てるサンゴが特殊なライトに鮮やかに照らし出されていた。スタッフは6人。目崎さんはサンゴの専門家でもある。

 物心がつく頃には海が遊び場だった。父が琉球大(沖縄)でサンゴ礁の地形を研究しており、海によく連れて行かれた。素潜りの合間に見た海中で、魚よりサンゴ礁に引かれた。「最初は石だと思っていたんです。やはりキラキラしてきれいだなと」

 沖縄以外もフィールドにしたいと高知大の理学部(当時)に進んだ。東北大の大学院でもサンゴの研究を続け、博士号を取って2009年から黒潮生物研究所の研究員に。19年1月に所長に就任した。

 19年度から、県の委託を受け…

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