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 総務省が24日発表した3月の消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く指数が前年同月より0・4%高い101・9だった。上昇は3年3カ月連続。食料価格が上がった一方、新型コロナウイルスの影響でエネルギー価格が下がり、2月分の0・6%増よりも上げ幅は縮小した。品薄が続くマスクは4・1%の上昇だった。

 食料は値上げや消費増税の影響もあり、外食が3・0%、菓子類が2・8%上昇した。一方、国産牛肉は新型コロナで訪日外国人客が激減して消費量が落ち込んだ影響で、上昇幅が1・0%にとどまった。切り花も例年は卒業式シーズンで大きく価格が上がるが、0・7%の上昇だった。

 生鮮食品を除く19年度の平均指数(同)は、前年度より0・6%上昇して101・8だった。上昇は3年連続だが、前年の0・8%よりも上げ幅が縮小した。総務省は「1年を通じてエネルギー価格の上昇が弱かったため」としている。(山本知弘)