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 マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の第24回受賞作が決まりました。マンガ大賞は高浜寛(かん)さんの「ニュクスの角灯(ランタン)」(リイド社)、新生賞は「水は海に向かって流れる」(講談社)などの田島列島さん、短編賞は和山やまさんの「夢中さ、きみに。」(KADOKAWA)、特別賞は今年生誕100年を迎えた故長谷川町子さんが選ばれました。受賞者らの喜びの声を、描き下ろしイラストなどとともに掲載します。

拡大する写真・図版(C)高浜寛/リイド社

マンガ大賞 「ニュクスの角灯」 高浜寛さん

 この度は素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。驚きましたが、とてもうれしかったです。

拡大する写真・図版(C)高浜寛/リイド社

 ここ数年、ちょうど手塚先生のことをよく考えていました。40歳を超えてから自分も中堅という自覚が出来てきたのですが、この先は自分が何をしたいかだけではなく、日本の文化や若者たちのために何ができるかを考えていかねばならないのではないかと。手塚先生は作品を通して読者に様々な社会問題を提起し、善悪とその深層にあるものを素晴らしい手腕で描いてみせ、漫画という形で私たちの世代を教育してくださったと思います。

拡大する写真・図版受賞記念のイラスト。「ニュクスの角灯」の美世(左)と手塚治虫作品「奇子(あやこ)」の奇子(C)高浜寛/リイド社

 私もいつか先生のような、次世…

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