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 東海地方では、朝の喫茶店でコーヒー1杯頼めば、もれなく朝食が付いてくるモーニングサービスが盛んだ。「モーニング発祥の地」と掲げている愛知県一宮市は、新型コロナウイルス感染症対策の協力金として、28日から5月6日まで休業した喫茶店に1事業者あたり10万円を支給する。

 24日の記者会見で中野正康市長が発表した。「喫茶店に多くの人が集まり、談笑するのは本来良いこと。でも今は少し考えていただきたい」と呼びかけた。

 一宮市によると、市内にある喫茶店は520店(2016年現在)。愛知県の休業協力金50万円の支給対象外となる朝~夕に開店する店が大半だ。夜間営業をやめるつもりがあっても、支給条件の18日からの休業開始に間に合わなかった店もあるとみられる。

 そこで市は、県の支給対象から漏れる昼間営業の喫茶店などを独自に支援し、休業を呼びかけることにした。中野市長は「喫茶店に相変わらず人が集まり会話しているが、大丈夫かという声もいただいていた」と話した。(荻野好弘)