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 知的障害がある少女ら11人に性的な行為をしたなどとして、強制わいせつや準強姦(ごうかん)などの罪に問われた東京都江戸川区の無職、大木勇作被告(32)の判決が24日、千葉地裁であった。向井香津子裁判長は「犯行態様は卑劣かつ悪質だ」として、懲役17年(求刑懲役25年)を言い渡した。

 判決によると、被告は2014年6月~18年5月、江戸川区や千葉県市川市などで、知的障害者8人を含む当時6~18歳の少女11人に声をかけるなどし、わいせつな行為をするなどした。さらに犯行を撮影し、児童ポルノを作製するなどした。

 判決は「性的欲望を満たすために、拒むことが難しい弱い立場の人を繰り返し狙い、常習性は著しい」と指摘。被告には自閉症スペクトラム障害があるが、「意思疎通ができ、性的な行為に同意しているか否かは客観的に判断できる能力がある」と結論づけた。(今泉奏)