北海道)看護師感染の斗南病院が語る医療現場のいま

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天野彩
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 道内の医療機関で新型コロナウイルスの集団感染が相次いでいる。感染患者と接触した看護師の感染が明らかになった斗南病院(札幌市中央区)の奥芝俊一院長(67)が朝日新聞の取材に応じ、感染判明時の院内の様子と、院内感染を警戒しながら必死で働く現場の実情を語った。(天野彩)

 男性患者の感染がわかった当時は、道内でも感染者は多くありませんでした。普段から来ていた患者なので、見極めるのは難しかったと思います。

 看護師は問診、血圧測定、院内の付き添いを担当しましたが、そのいずれもが数分ずつでした。男性と話をしたのは計15分ほど。問診のときは、患者、看護師ともにマスクをしていました。

 たまたま前日、感染症の専門…

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