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 全国でカプセルホテルを展開するファーストキャビンは24日、東京地裁に破産手続き開始を申し立てたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で休業が続き、再開の見通しも立たず、資金繰りのめどがつかなくなったとしている。

 東京商工リサーチによると、負債総額は約11億円。東京、京都、千葉にある直営の5店は営業を終了した。フランチャイズ契約の約20店は各オーナーが判断する。宿泊施設の増加で競争が激化し、計画通りの業績が上げられない中で、新型コロナウイルスの感染拡大で稼働率が10%に落ち込むなど、業績が急激に悪化していた。

 ファーストキャビンは宿泊料が1泊4千~6千円。旅客機のファーストクラスをイメージした高級感のあるカプセルホテルを売りに、全国でホテル数を増やしていた。