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 茂木敏充外相は24日午後の記者会見で、ロシアやカタールなど14カ国の感染症危険情報を4段階で2番目に高い「レベル3」(渡航中止勧告)に引き上げたと発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けた措置。対象は世界の87カ国・地域に拡大した。

拡大する写真・図版茂木敏充外相

 新たに渡航中止を勧告したのはロシア、ウクライナ、ベラルーシ、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、カタール、ペルーなど計14カ国。これにより欧州は全域が対象となった。

 政府は週明けにも、国家安全保障会議(NSC)の緊急事態大臣会合を開き、これらの14カ国に2週間以内に滞在歴のある外国人の入国拒否といった水際対策を決定する。入国拒否地域を除く全ての国について、4月末までの期限でとっている査証(ビザ)の効力や免除の停止措置も5月末まで延長する方針。(北見英城)

拡大する写真・図版成田空港で帰国者に質問票の記入について説明する検疫官ら。政府の検疫強化措置として、入国拒否の対象地域から帰国する日本人はPCR検査対象となる=2020年3月21日午後2時42分、成田空港第2ターミナル、瀬戸口翼撮影