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 「大衆演劇の聖地」と呼ばれる福岡県飯塚市の嘉穂劇場が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休館している。呼び物の一つ「全国座長大会」も延期に。「いつとも知れない収束を座して待てない」と、演奏などの収録用に格安で舞台を貸し出すことを決めた。

 嘉穂劇場は、演劇やコンサートなどがないときでも県内外からの見学者が絶えない。昨年の2~3月は計約8千人が来館したが、新型コロナウイルスの影響で今年2月は2500人、3月は千人と減少。3~9月の約1200人分の予約も全てキャンセルになった。

 県が政府の緊急事態宣言の対象となり、劇場は5月6日まで1カ月の休館を決めた。伊藤英昭理事長(71)は「感染拡大対策とともに、お客さんが来ないので経費削減の必要もあった」と苦渋の表情を浮かべる。

 9月12日に予定していた42回目の「全国座長大会」も延期に。旅回りの劇団座長が一堂に会し、昨年は1日2回の公演に約2千人が詰めかけた。「この日だけは」と一座の公演を抜け出して参加する座長もいる。伊藤理事長は「座長大会は大衆演劇のシンボル。出演者とお客の『約束の場所』だったのに……」と話す。

 2003年の水害で劇場の舞台…

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