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 体内への日光照射に消毒薬注入――。新型コロナウイルスをめぐり、トランプ米大統領が学的に根拠の乏しい治療法や研究結果を会見で披露し、物議を醸している。トランプ氏はこれまでも科学的知見を軽視する姿勢を取ってきたが、ウイルス対策では支持者らが言葉を信じて危険にさらされる懸念もある。

 ホワイトハウスで連日会見を開いているトランプ氏は23日、国土安全保障省の科学技術担当のブライアン次官代行を連れて登場。ブライアン氏は実験の結果として高温多湿、日光下では新型コロナが早く消失することや、漂白剤などの消毒薬を使えば短時間で消えることなどを「新たに得られた知見」として紹介した。

 内容は論文になっておらず、他の専門家からも確認されていないが、トランプ氏は「世界で一番すばらしい研究所から結果が得られた」と絶賛。そのうえで「体に紫外線や、とても強い光をあてたらどうなるのか。あるいは、光を体内に持ち込めないか。とても興味深い」「消毒薬は1分で(ウイルスを)やっつける。体内に注入することで同じことはできないか」などと発言した。

 紫外線は使い方を誤ると体に害となる。消毒液も有毒な場合が多い。だが、メリーランド州の保健当局によると、トランプ氏の発言の後には「消毒薬がウイルスに効くのか」という問い合わせが100件以上あった。消毒薬メーカーも「どんな状況でも飲んだり注入したりしないように」との声明を発表するなど、対応に追われた。24日、記者団から真意を問われたトランプ氏は「皮肉だった」として、打ち消そうとした。

 11月の大統領選を見据え、経…

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