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 新潟は「温泉県」――。環境省の統計によると、新潟県内には全市町村に温泉があり、宿泊施設がある温泉地は北海道、長野県に次いで全国で3番目に多い。温泉ソムリエでもある県立歴史博物館の浅井勝利・学芸課長をガイド役に、その歴史と文化を探った。

 県内の温泉に関連する最も古い記述は、鎌倉時代の文献に残る「温川」という温泉を想起させる地名。今の阿賀野市にあったとみられる。同市には平安時代に弘法大師が錫杖(しゃくじょう)をついたところから湯が沸きだした伝説をもつ出湯(でゆ)温泉があり、近くの村杉温泉、今板温泉と五頭温泉郷を構成する。「ラドンを含む放射能泉なのですが、そうした知識がない時代から、湯治による効果が評判を呼んだ温泉地です」(浅井課長)

 江戸時代にも温泉は人気で、相撲番付を模した「温泉番付」がいくつも作られた。当時の相撲の最高位は「大関」で、それにならった相撲番付では東大関に草津(群馬県)、西大関に有馬(兵庫県)を配すのが定番。県内の温泉では出湯、関(妙高市)、塩沢(南魚沼市)などとともに紹介されることが多かった松之山(十日町市)は草津、有馬と並び、「日本三大薬泉(薬湯)」と呼ばれるが、いつからの呼称かは分かっていない。

温泉ソムリエの浅井課長がお薦めするユニークな温泉を写真で紹介しています。記事の後半では新潟県内の「温泉番付」も。

 県立歴史博物館では、1月から…

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