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 新型コロナウイルスに感染して自宅療養する区民を支援しようと、東京都足立区が自宅療養セットの支給を始めた。20日から16世帯20人分の配布をはじめ、食品やティッシュペーパーなどの日用品に加え入手困難なマスクなど生活必需品を週に1度計2回、自宅まで区職員が車で配達に回る。

 感染者のうち、病院やホテルではなく事情があって自宅療養する軽症者は買い物に出かけられないうえ、料理なども手が回らない。「安心して治してもらえるようにお世話したい」(衛生部)と、考案した。区と災害時の援助協定を結ぶ地元のスーパーと連携し、食パンやレトルトのおかず、果物など、手をかけずに済む食品を調達。区の備蓄品からマスクや消毒液、トイレットペーパーなどを準備した。配布先からは「とても助かった」「ホッとできました」などの声が届いているという。

 今後、療養者に赤ちゃんがいる場合も想定して、ミルクやおむつなどもそろえている。対象者が増加しても人数制限を設けず、できる限り対応していく。週明け27日には2度目の配達を予定している。(柏木友紀)