予算厳しく、部活も制限…高校総体中止、決断の背景

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忠鉢信一
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 史上初の中止が決まった今夏の全国高校総体は、そもそも開催の障害が多い大会だった。

 もともと予定されていた東京五輪の日程が重なり、選手などの宿泊先を確保できず、北関東4県と和歌山県で開催する予定を、昨年、21府県の分散開催に変更。緊急措置だったため各地の自治体に開催費用の負担を求められず、大幅な予算削減を迫られた。会場を移した19競技分の予算7億円を、仮設施設や広報活動をやめることで約1億円に圧縮。インターネットなどを通じて寄付金も募った。新型コロナウイルス対策で新たな措置を講じる余力はなく、「全会場で高校生の健康、安全、安心を約束するのは困難」との意見が早くから出ていた。

 また文部科学省の「新型コロ…

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