新型コロナウイルスによる業績悪化を理由にタクシー会社「ロイヤルリムジン」(東京都江東区)が、グループの乗務員を解雇しようとしていた問題で、労組側に「解雇撤回」を伝えていたことがわかった。
KPU目黒自交ユニオンと自交総連・目黒自動車交通労組によると、ロイヤル社の金子健作社長は24日の団体交渉で、「解雇を撤回する」と述べたという。両労組は「社長の言うことは二転三転している」として、今後の会社側の対応を見極めたいとしている。
目黒自交ユニオンのタクシー運転手ら81人は22日、不当に解雇を通告されたとして、地位確認などを求める仮処分を東京地裁に申し立てている。
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