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 熊本県知事と熊本市長の会見に今月下旬から、手話通訳がついた。聴覚障害者への配慮が求められていた。

 蒲島郁夫知事は21日の記者会見から手話通訳をつけた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い情報発信が増える中、聴覚障害者への情報提供を求める県ろう者福祉協会から今月上旬、県と熊本市に要望が出ていた。同協会の一條真理子理事は「手話がろう者の言語であるという認識が少しずつ広がってきている」と話した。

 熊本市は22日、大西一史市長の記者会見で2人の女性が交代で通訳した。市は手話への理解と普及促進のため、1日から手話言語条例を施行している。加えて、手話通訳のない市長会見をインターネット上で見た聴覚障害者から市に要望が寄せられていたことから、手話通訳の同席を決めた。(伊藤秀樹、渡辺七海)