衆院静岡4区補選、自民の深沢氏が初当選 投票率は最低
衆院静岡4区の補欠選挙は26日投開票され、自民党公認で公明党が推薦した元静岡県議の深沢陽一氏(43)が初当選を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で、同県内にも緊急事態宣言が出る中での選挙となった。投票率は伸び悩み、34・10%で2017年の前回衆院選を下回り、現在の区割りになってから最低となった。
補選は昨年12月に元環境相の自民・望月義夫氏が死去したことに伴うもの。自公が推す深沢氏と、立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党の統一候補で元東京都議の田中健氏(42)=無所属=ら3氏が争う構図となった。
深沢氏は「後継者として政策を引き継ぐ」として望月氏の後援会などを回り、選挙戦では港湾、道路の整備、災害に強いまちづくりなどを訴えた。
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