[PR]

 新型コロナウイルスの感染が広がる中でも、たまには子どもを安全に外で遊ばせなければ――。子育て中の編集者がそんな思いで専門家に協力を頼み、リーフレット「休校キッズの毎日の過ごし方 遊び・お出かけ編」を作った。SNSなどで無料公開している。

 ボール、砂場など道具を使う遊びは? 友だちとのおやつ、外でのトイレ、気をつけることは?

 こんな疑問に答える10項目のQ&Aが掲載されている。都内に住む編集者、松田ひろみさんが、「一つの道具を順番に使う時は消毒」「水道がないときはぬれタオルで」「トイレは必ずフタを下げてから流す」などの注意点を、自作のイラスト付きで4ページにまとめた。4月23日にツイッター(@cobta)で無料公開すると、1日の間に「いいね!」が1万を超えた。

 松田さんは4歳、1歳の2児の子育て中。長女の幼稚園が2月下旬に休園し、公園で遊ばせてきたが、3月から公園内の人の数が増えた。マスクなしで遊ぶ子どもたちやジョギングする大人もおり、感染のリスクが怖くなった。

 とはいえ、全く外出しないと子どものストレスがたまり、運動不足になる。ママ友も外出の回数は減らし、人が少ない夕方にこわごわ外で遊ばせていた。

 外出自粛はすべきだが、室内にこもることによる児童虐待やDV(家庭内暴力)のリスクも指摘されている。松田さんは「外出する場合は何がセーフで何がだめで、どう振る舞えばよいのか。親子にとっての指針がわからない」と考え、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授に電話取材した。リーフレットを作り、監修もしてもらった。

 「トイレはフタをしめて流そう」「ハンカチもった? マスクした?」などと書かれたポスターも公開中で、リーフレットとともにA4判に印刷できる。リーフレットは「部活習い事編」「マスク編」「消毒編」も公開予定だ。松田さんは「なるべく安全な外出方法をみんなで学んでいけたら」と話している。(宮崎亮