台湾でマスク自販機 2週間に9枚、配給ルートを拡大
台北=西本秀
【動画】台湾にマスクの自動販売機が登場した
新型コロナウイルス対策としてマスクの増産や配給に取り組む台湾で、4月からマスクの自動販売機が登場している。健康保険カードで個人を識別し、1人が2週間に9枚のマスクを購入することができる。
台北市信義区にある保健センターに4月11日、試験的に自販機が設置された。読み取り機にカードを差し込み、電子マネーや交通カードなどで代金を支払う。台北市は今後、設置場所を広げる計画だ。
台湾のマスク配給制は、マスク1枚が5台湾ドル(約18円)に設定されている。当初は域内に約6千カ所ある指定薬局で受け取る仕組みだったが、3月下旬からコンビニも窓口となり、4月からはスーパーも加わった。自販機の設置も、配給ルートを広げて市民の便宜を図るのが狙いだ。(台北=西本秀)
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