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 障害のある人と社会との壁を取り払いたい――。そんな目標に向かい、6年前、ある精神科病院が敷地内にフットサルコートをつくりました。全国でも珍しい取り組みです。スポーツのチカラは、患者にも、地域の人にも変化を生み出しています。(久永隆一)

拡大する写真・図版ドリブルでボールを運ぶ上窪彰さん(右)。強烈な右足のシュートが武器だ=2020年3月5日、鹿児島県南九州市、久永隆一撮影

鹿児島からの挑戦

 絶好のパスが来た。相手キーパーとの1対1。右足を振りぬき、ゴールネットを揺らした。「ナイスシュート!」。仲間が歓声と拍手を送る。得点を決めた上窪彰(うえくぼあきら)さん(34)は、控えめに拳を握った。

 3月5日、鹿児島県南部の南九州市。フットサルチーム「こだまユナイテッド」が毎週木曜日の練習に励んでいた。フットサルは5人制のミニサッカーのような球技だ。2014年にできたチームの選手たちは「こだま病院」の精神科に通院治療している。うつ病や統合失調症などさまざまだ。

■みるみる表情豊か 治療…

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