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 新型コロナウイルスの感染予防のために使う機会が増えているアルコール消毒液について、ガスコンロなどでの引火に注意するよう、北九州市消防局が呼びかけている。消毒液が手についたまま、たばこを吸うのも危ないと訴えている。

 同局によると、アルコール濃度が60%以上の液体は消防法上の危険物にあたり、400リットル以上を保管する場合は消防署などの許可が必要。市販のアルコール消毒液は70~80%程度の濃度のものが多いという。

 同局は24日、報道陣に実験を公開。アルコール消毒液で拭いたカセット式コンロを点火すると、残ったアルコールにガスが反応して大きな炎が上がった。コンロを消毒することは問題ないが、直後に火をつけるのは危ないという。

 また、アルコール消毒液を吹きかけた手袋にライターをかざすと火が燃え移った。消毒した手でたばこを吸う時は、手から液体の冷たい感覚が消えるまで待つべきだとしている。

 二村博美・危険物係長は「火気の近くではアルコール消毒液を使わないように気をつけてほしい」と話した。(布田一樹)