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 裏返した紙に定規のような点字器を置き、右から左へ突起を打っていく。1マスには六つの点があり、その組み合わせで発音を表現する。点訳の作業だ。

 吉村洋子さん(76)は、点訳奉仕グループ「岩国点訳あすなろ会」が発足した1976年から携わる。「始めたころは間違いが多かったけど、いまは手が覚えています」

 点字との出会いは、岩国で開かれた点字講習会に参加したことがきっかけ。全盲の講師が指先を動かして字を追う姿は「神業だった」。当時、目の不自由な子どもが読める点訳本は少なく、講習会で「岩国にも点字の会を」と頼まれた。絵本を2~3ページずつ1枚の紙に点訳し、盲学校に送った。子どもから点字で届く礼状が励みになった。

 吉村さんはこれまでに新聞の連…

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