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 新型コロナウイルスの感染拡大で大学への立ち入りが規制されるなか、学生が在宅で学べるようにインターネットを使った遠隔講義が始まっている。教育の空白を最小限にとどめようとする取り組みだが、学生のネット環境によって格差が生じると懸念する声も聞かれる。

 多くの大学は授業開始を5月の連休明けまで遅らせている。だが名古屋商科大学は、全国でもかなり早い4月6日から学部生向けの遠隔講義を始めた。

 「ちょっと声が聞こえないです。発言する時はマイク機能をオンにして」

 名古屋市中区にある名古屋キャンパスの一室で7日、山蔦真之(やまつたさねゆき)准教授の「ビジネス倫理」の講義があった。2年生を中心に68人が受講し、対面の授業と同様に意見発表や学生同士のディスカッションをした。パソコンの画面には山蔦准教授がまとめた資料や書き込んだメモも映し出され、発言者の顔を大きく表示することもできる。山蔦准教授は「学生たちの反応も分かり、思った以上にスムーズにできている」と話す。

 同大は名古屋キャンパスのほか愛知県日進市のキャンパスに配信のための教室を計30室準備した。4学期制で、5月26日までの学期ではゼミも含めて約280講義を配信するという。同大を運営する学校法人栗本学園の栗本博行理事長は「感染の終息が見通せない中で、学生のためにも授業を遅らせずに始めることが重要だと考えた」と話す。

 海外での感染拡大をみて1月末…

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