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 自動運転や電気自動車、「空飛ぶ車」の開発が進み、車の形が変わる中、昭和の時代に造られたクラシックカーの修理が専門の車屋さんが、愛知県東郷町にある。「昭和の車って、かっこいい」と思ったのがきっかけだった。「古い車が乗り続けられるように」と、今日も工具を握る。

 豊田市と名古屋市を結ぶ豊田西バイパス沿いにある「クラシックカーナゴヤ」。昭和40年代のトヨタのパブリカのほか、ホンダS600などが敷地に並ぶ。代表の樋口英義さん(48)によると、修理の依頼は週に3~5件ほど。クラシックカーの販売も手がけている。常に30台ほどの在庫があり、月に1台ほどのペースで売れるという。

 30年ほど前、父が経営する板金塗装工場に入った。そのころ、1970年代製のマツダRX―3(サバンナ)の修理を依頼された。外車のようなデザインに魅せられた。「日本のメーカーは、こんなかっこいい車を造っていたんだ」

 修理を終えると、車のオーナーが「あそこなら、古い車を直してくれる」と口コミで情報を広げてくれ、依頼が相次ぐようになった。「板金塗装業として生き残っていくために、何か違うことをやろう」。父と話し合い、やがてクラシックカー専門の業者に衣替えした。

 修理の依頼が多いのは、「ハコスカ」の愛称で人気を集めた昭和40年代の日産のスカイラインや、スポーツカーとして名高いフェアレディZ。マイナーな車でも、直せそうなら依頼を引き受けている。

 他の業者などから買い取った「部品取り車両」と呼ばれる車を常に60台ほどストックし、その中から使えそうな部品を探し出す。見つからなければ、これまで培ったネットワークを駆使して、他の業者から部品を取り寄せる。

 従業員は自分も含めて7人。エ…

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