千歳市のサービス付き高齢者向け住宅で新型コロナウイルスの感染が広がり、「介護崩壊」の危機に直面している。職員はこれまでの4分の1以下になり、十分なサービスができない状況だ。運営会社の社長が窮状を訴えている。
この「グラン・セラ柏陽」には50人ほどの高齢者が入居。運営会社はサービス付き高齢者向け住宅のほかに、併設するデイサービスや訪問介護事業を手がけている。
道は23~25日、ここの入居者と職員ら10人の感染を発表した。道は「施設から基本情報が確認できていない。クラスター(感染者集団)が発生しているとみられるが、(全体像が)確定し次第、公表したい」として、施設名を明らかにしなかった。
運営会社の高橋宏昌社長によ…

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