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 新型コロナウイルスの治療薬の候補となっている「レムデシビル」について、海外で承認されれば、国内の薬事承認の審査を簡略化できる「特例承認」を政府が適用する方針であることが27日、厚生労働省幹部への取材でわかった。安倍晋三首相は同日の衆院本会議で「まもなく薬事承認が可能となる見込みだ」と答弁した。

 レムデシビルは、エボラ出血熱の治療薬をめざして開発された。薬が持つウイルスの増殖を抑えるしくみが、新型コロナにも効くのではないかと期待されている。米日韓などが共同で約400人を対象に臨床試験を進めていて、日本からは国立国際医療研究センター(東京都新宿区)が参加している。レムデシビルは重い肺炎に対する効果を示す報告がある。

 特例承認の対象は、国民の健康に重大な影響を与える恐れがある病気の蔓延(まんえん)を防ぐために必要で、日本と同水準の承認制度がある国で承認された医薬品。対象になると、薬事承認の審査に必要な提出書類が少なくて済むなど、手続きが簡略化されるため、早期の承認が可能になる。2009~10年に新型インフルエンザが流行した際は、英国とスイスの企業のワクチンがこの制度で承認された。

 いまのところ、新型コロナに対…

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