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 新型コロナウイルス対策で帰省しない地元出身の学生らに、新潟県柏崎市が、県の名物・笹(ささ)団子や菓子大手ブルボン(同市)のクッキーなど菓子の詰め合わせを無償で贈る取り組みを始めた。故郷の特産品を「仕送り」して、大型連休でも実家に帰れない学生らを励ます狙いだ。

 無償提供するのは、笹団子5個とクッキーの詰め合わせに、地元の菓子店がつくった米菓や焼き菓子など3~4点を加えたもので、約2千円相当。市によると、24日に市のホームページで提供を望む学生の受け付けを始めたところ、26日までに約400件の申し込みがあったという。

 新潟県内では地元産コシヒカリなどを贈る燕市の取り組みが話題になっており、それを知った柏崎市の桜井雅浩市長が「仕送り」の検討を指示。ブルボンをはじめ菓子業者が多く、「お菓子のまち 柏崎」を掲げる県菓子工業組合柏崎支部の協力を得て準備が進められた。

 支部長を務める光月堂社長の水品篤志さん(55)は「ゴールデンウィークでも我慢して、感染防止に協力してくれている皆さんへの感謝の気持ちを込めたい」と話していた。第1便は29日に発送される予定だ。(戸松康雄)